大規模利用&商用目的向け
有料版地図APIサービスを特集

エリアの情報から交通情報まで、多彩なデータを利用できる地図APIサービス。無料版、有料版がありますが、無料版は利用上限があったり、商用利用ができなかったりするため、大規模利用したい・商用目的で使いたいなら有料のサービスがおすすめです。
ただし、一口に有料サービスと言っても対応できる機能の幅や強みは様々。本メディアでは地図APIサービスお探しの企業様向けに、おすすめの有料版サービスを目的別にご紹介します。

目次

有料版の地図APIサービスは
各社の「得意分野」で
選ぶのが正解!

有料版の地図APIサービスを選ぶ時は、提供会社の得意分野をチェックしましょう。
地図APIサービスは多数あるものの、一度導入すると別サービスへ切り替えるのは困難です。サービス切り替えには大幅なシステム改修が必要ですので、長く使うことを前提に地図APIサービスを選ぶことがポイント。

自社のニーズと地図API会社の得意分野がマッチしていれば、痒い所に手が届くような機能を使える可能性が高いでしょう。将来的に強みや得意分野を活かした機能の追加やアップデートが期待できます。

また、地図の制作会社がサービス提供しているのか、データ会社がサービス提供しているのかによっても地図データの精度や利用規約、機能に差が出るため、チェックしておきましょう。

例えば、こんな機能が利用可能
道路情報に強みのある地図APIサービス

道路情報に強みのある
地図APIサービス

  • 道路名、交通規制など出力できる属性値が豊富
  • 車種別に機能が活用できる
住宅地図に強みのある地図APIサービス

住宅地図に強みのある
地図APIサービス

  • 入口箇所や空き家など住宅の詳細情報が得られる
  • 物件管理がしやすい機能
公共交通機関に強みのある地図APIサービス

公共交通機関に強みのある
地図APIサービス

  • 公共交通機関の種類、機能が豊富
  • 経路検索、交通費検索の詳細設定が可能
同じ機能でも、APIサービスによって
対応できる幅や情報量は異なります

一口に地図APIサービスと言っても、各サービスで地図データの品質や精度が異なるほか、機能や制限も様々。
同じ機能名だとしても、扱うデータ量や機能詳細など細かな部分に各サービスの強みが反映されているのです。

【目的別】おすすめの
有料地図APIサービス3選の
詳細

3つの有料地図APIサービスは、いずれも独自の強みを持っています。ここでは各地図APIサービスの具体的な特徴や機能、活用事例をご紹介します。
道路情報が必要な
事業・システム開発なら

MapFan API

MapFan API
引用元:MapFan API公式HP
(https://business.mapfan.com/service/api/)

MapFan APIの機能一覧

  • 地図表示(ラスター地図)
  • 地図表示(ベクター地図)
  • アイコン・図形表示
  • 地図スタイル切り替え(ラスター地図)
  • ルート検索
  • 車種別規制考慮ルート検索
  • 歩行者ルート検索
  • 巡回ルート検索
  • 指定エリア内ルート検索
  • 指定エリア回避ルート検索
  • 複数ルート検索
  • 周辺道路情報取得
  • マップマッチング
  • 経路マトリクス
  • 住所検索
  • 住所階層検索
  • 住所逆引き検索
  • スポット検索
  • スポット周辺検索
  • 郵便番号検索
  • 駅検索
  • 最寄り駅検索
  • 駅階層検索
  • 道路通行量(車・歩行者) ※
  • 標高値付きルート検索 ※
  • VICS渋滞考慮ルート検索 ※
  • 未来情報周辺検索 ※

※は有料オプションです。

MapFan APIの機能のポイント

地図の制作会社ならではの
充実した道路情報

MapFan APIは道路情報に関するデータや機能も豊富。例えば車種別に通行できない道路を避けたルート検索ができたり、マップマッチング機能ではマッチングした道路の細かな属性情報を取得できたりします。

また、3年先の施設の「新設される/取り壊される」変化情報がわかる「未来情報周辺検索」機能も地図制作会社ならでは。ニーズに合わせて各機能を使い分けることが可能です。

MapFan APIの活用事例

タクシー乗車位置の自動設定を実現して利用者の負担を軽減
引用元:ジオテクノロジーズ公式HP
(https://business.mapfan.com/case/detail/3752)
タクシー乗車位置の自動設定で
利用者の負担を軽減
タクシーアプリへの導入事例です。アプリを起動した際にユーザーの現在地を確認し、付近の道路へ自動で迎車位置を設定する機能を実装しています。
ユーザーはタクシーを手配するだけでよく、目的地までスムーズに移動できるのがメリット。APIで道路の位置・幅員を取得し、反対車線へ迎えに行く事態を防止しているのもポイントです。
参照元:ジオテクノロジーズ公式HP(https://business.mapfan.com/case/detail/3752
地図上に視覚障碍者向けの安全な歩行ルート表示を実現
引用元:ジオテクノロジーズ公式HP
(https://business.mapfan.com/case/detail/3803)
地図上に視覚障碍者向けの
安全な歩行ルートを表示
IoTを使った視覚障碍者の歩行支援研究にMapFan APIを活用した事例です。指定エリア回避ルート検索を利用し、道路状況に合わせて安全な経路を地図上に表示できる機能を実装しています。
経路はリアルタイムで表示されるため、その場で状況判断することが可能。また、歩行者ルート検索で提供されている段差回避機能を組み合わせ、階段を避けるルート検索も実装しています。
参照元:ジオテクノロジーズ公式HP(https://business.mapfan.com/case/detail/3803

MapFan APIの企業情報

会社名 ジオテクノロジーズ株式会社
所在地 東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコートセンターオフィス22F
公式HP https://geot.jp/
住宅地図を利用した
事業・システム開発なら

ZENRIN Maps API

ZENRIN Maps API
引用元:ZENRIN Maps API公式HP
(https://www.zenrin.co.jp/product/category/iot/api/index.html)

ZENRIN Maps APIの機能一覧

  • 地図・図形描画(住宅地図・過去地図)
  • 地図画像出力(住宅地図)
  • 幾何計算
  • データ重畳
  • 住所検索
  • 建物・施設検索
  • 駅・路線検索
  • 郵便番号検索
  • 企業情報検索
  • 標高・水深情報検索
  • 交差点検索
  • 気象コンテンツ検索
  • ルート検索
  • 住所/地番変換
  • 住所クレンジング
  • 地番クレンジング
  • 建物ターゲティング
  • データ集計
  • ZID検索

ZENRIN Maps APIの機能のポイント

豊富な住宅地図情報を独自に管理

ZENRIN Maps APIは、豊富な検索機能を提供しています。建物や施設はもちろん、駅・路線や企業情報も検索できるのが特徴。指定地点の標高・水深や、気象情報を検索できる機能も用意されています。ゼンリンが提供するID(ZID)で建物やテナントの存在を確認できる機能がある他、データコーディング機能も豊富で、住所や地番は正規表現(クレンジング)に対応します。

ZENRIN Maps APIの活用事例

地図データを用いた帳票作成システムを作成
引用元:ゼンリンデータコム公式HP
(https://www.zenrin-datacom.net/business/casestudy/k002.html)
地図データを用いた
帳票作成システムを作成
不動産情報の収集にAPIを活用した事例です。物件情報のデータベースと地図システムを連携することで営業資料や物件概要書を作成する際のデータ収集時間を削減し、業務効率化を実現しました。また、地図画像のコピーや二次利用、第三者への配布など注意が必要な場面において、コンプライアンスに配慮した地図の利用を可能にしています。
参照元:ゼンリンデータコム公式HP(https://www.zenrin-datacom.net/business/casestudy/k002.html
物件案内・広告チラシ作成にかかる労力を削減
引用元:ゼンリンデータコム公式HP
(https://www.zenrin-datacom.net/business/casestudy/k110.html)
物件案内・広告チラシ作成にかかる
労力を削減
不動産会社での活用事例です。物件周辺の建物や道路など、日々変化する情報を自動で取得する仕組みを整え、物件案内図やチラシ作成業務の負担削減に成功しています。
また、切り出した地図には自動で複製許諾番号が付与されるため、作業効率化と法令遵守の両立を実現しています。
参照元:ゼンリンデータコム公式HP(https://www.zenrin-datacom.net/business/casestudy/k110.html

ZENRIN Maps APIの企業情報

会社名 株式会社ゼンリン
所在地 福岡県北九州市戸畑区中原新町3-1
公式HP https://www.zenrin.co.jp/index.html
地図APIサービス一覧

地図APIサービス
一覧

さまざまな会社が提供している地図APIサービス。導入する際は、自社のニーズに合ったサービスを選ぶことが重要です。各地図APIサービスの強みや特徴をまとめていますので、サービス選びにお役立てください。
以下では、2024年3月11日調査時点のGoogle検索「地図 API」で表示された検索結果全ぺージの中から、有料版の取り扱いが公式HPで確認できた地図APIサービス(18サービス)を掲載しています。

Azure Maps

マイクロソフトが提供している地図APIサービスです。空間サービスやマッピング、SDKなどがセットになっており、Web・モバイルアプリケーションを簡単に開発できる環境が用意されています。

会社名 日本マイクロソフト株式会社
所在地 東京都港区港南2-16-3 品川グランドセントラルタワー
公式HP https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/azure-maps

Bing Maps API

マイクロソフトが提供する地図APIサービスの一つです。Bingのマップサービスを元にしたデータを提供しています。利用できるデータの種類は豊富で、行政区境や標高、交通情報などを取得できます。

会社名 エクセルソフト株式会社(日本代理店)
所在地 東京都港区三田3-9-9森伝ビル6F
公式HP https://www.xlsoft.com/jp/products/bing_maps/product-api.html

BizXaaS MaP API

住宅地図やモバイル空間統計、地価や不動産情報など、多彩なデータを提供。地図上で物件や店舗、顧客を管理することが可能です。また、フィールドサービスやエリアマーケティングにも適しています。

会社名 株式会社NTTデータ
所在地 東京都江東区豊洲3-3-3 豊洲センタービル
公式HP https://madore.glbs.jp/contents.html

GEOSPACE API

地図や航空写真を使ったアプリケーション開発に適したサービスです。ルート検索やポップアップマーカーなどの機能を提供。多言語対応しているため、外国人のサービス利用にも向いています。

会社名 NTTインフラネット株式会社
所在地 東京都中央区東日本橋1-8-1 ネクストサイト東日本橋ビル
公式HP https://www.ntt-geospace.co.jp/products/api.html

Google Maps Platform

Googleのマップデータを利用できるサービスです。運送・物流や観光、小売など幅広い業種での利用が可能。提供されているデータも豊富で、ナビゲーションやルートの作成・検索など幅広く活用できます。

会社名 グーグル合同会社
所在地 東京都渋谷区渋谷3-21-3 渋谷ストリーム
公式HP https://mapsplatform.google.com/

HERE プラットフォーム

位置情報や地図データをワンストップで提供。高精度なデータとAPIを用いてアプリケーションを開発できます。また、HERE SDKも提供されており、利用すれば組み込みが容易になります。

会社名 HERE Japan株式会社
所在地 神奈川県横浜市港北区新横浜2-5-11 金子第11ビル9F
公式HP https://www.here.com/jp/platform/developer

Mapbox

カスタマイズ性の高い地図プラットフォームです。目的やターゲットに合わせて、さまざまなデータを統合した地図を構築可能。世界中の高精度な地理情報を提供しています。

会社名 マップボックス・ジャパン合同会社
所在地 東京都港区虎ノ門1-10-5 WeWork内
公式HP https://www.mapbox.jp/

MapFan API

地図検索サービス「MapFan」のデータを利用できるAPIサービスです。地図表示やルート検索などの機能を提供。位置情報を活用したマップマッチングや、渋滞情報の配信などにも対応しています。

会社名 ジオテクノロジーズ株式会社
所在地 東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコートセンターオフィス22F
公式HP https://geot.jp/products/gis_solution/mapfan_api/

Mapion地図APIサービス

Mapionの地図データを利用できるAPIサービスです。ウェブサイトやアプリなどに組み込むことが可能。スマホやタブレットなどの操作に対応したフリースクロールAPIも提供しています。

会社名 株式会社ONE COMPATH
所在地 東京都港区芝浦3-19-26 トッパン芝浦ビル
公式HP https://www.mapion.co.jp/sales/service/api/

MappleAPI

ルート探索や検索、地図構築に使えるGUIライブラリなどが揃ったサービスです。見やすさにこだわっており、駅やランドマークなどの施設情報に加え、観光ガイド情報も提供しています。

会社名 株式会社マップル
所在地 東京都千代田区麹町3-1
公式HP https://asp.mapple.com/mappleapi/

MapTiler CLOUD

衛星データや動的なマップデータを提供している地図APIサービスです。さまざまな機能をSDKとして提供しており、地図に天気を組み込むことも可能。地名やPOIなど検索機能も充実しています。

会社名 株式会社MIERUNE(日本代理店)
所在地 北海道札幌市中央区北1条東4-1-1 サッポロファクトリー1条館3F
公式HP https://www.maptiler.com/jp/

NAVITIME API

移動ルート検索や地図表示などの機能を提供。高度な移動探索技術により、手段に合わせた移動ルートの検索を可能にしています。また、パソコンやスマホなど多彩なデバイスに対応しています。

会社名 株式会社ナビタイムジャパン
所在地 東京都港区南青山3-8-38
公式HP https://api-sdk.navitime.co.jp/api/

PAREA-API

統計情報やポイント情報を取得できるAPIサービスです。国勢調査や昼間人口など、さまざまなデータを提供しており、運送や流通業からマーケティングまで、幅広い分野で活用できます。

会社名 国際航業株式会社
所在地 東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー
公式HP https://www.kkc.co.jp/service/item/5885/

Platinumaps

複数の言語に対応している地図APIサービスです。モバイルファーストで設計されており、スマホ・タブレットでのアプリ開発に適しています。また、データはGPSと連携しており、高精度な地図を取得可能です。

会社名 ボールドライト株式会社
所在地 東京都新宿区西新宿3-9-7 フロンティア新宿タワー4F
公式HP https://platinumaps.jp/

TerraMap API

行政界や統計など、エリアマーケティング向けのデータを提供。メッシュのポリゴンデータの利用など、特定のエリアに特化したデータの取得・分析にも対応しています。

会社名 マップマーケティング株式会社
所在地 東京都渋谷区笹塚1-64-8 Daiwa笹塚ビル7F
公式HP https://www.mapmarketing.co.jp/terramap-api

YOLP Premier

Yahoo!マップの地図データを利用できるAPIサービスです。ウェブサイトはもちろん、モバイルアプリケーションへの組み込みも可能。ジオコーディングやルート検索など機能も豊富です。

会社名 LINEヤフー株式会社
所在地 東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー
公式HP https://developer.yahoo.co.jp/webapi/map/

ZENRIN Maps API

ゼンリングループが提供している地図APIサービスです。建物や店舗などの情報を提供しています。また、地価情報や登記されている地番住所を取得・利用することも可能です。

会社名 株式会社ゼンリン
所在地 福岡県北九州市戸畑区中原新町3-1
公式HP https://www.zenrin.co.jp/product/category/iot/api/index.html

マップサーバーAPI

スナップショットやオーバーレイ、ジオコーディングなどの機能を搭載した地図APIサービスです。さまざまなプラットフォームに対応しているのが特徴。経路案内を始め、多彩な業種に利用できます。

会社名 AppleJapan合同会社
所在地 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ
公式HP https://developer.apple.com/jp/maps/

地図APIサービスの
基礎知識

地図APIサービスは、開発者がアプリやウェブサイトに地図機能を組み込むためのプラットフォームです。
まずは、サービス導入のメリットや選び方などの基礎知識を身につけましょう。

地図APIサービスのメリット

地図APIサービスのメリット

地図APIサービスはリアルタイムな情報の表示が可能なほか、サービスによってはオリジナルデータの表示にも対応しています。また、ウェブサイトからスマホまで、さまざまなシステムに組み込めるのもメリット。開発効率も高められます。

地図APIサービスの
印刷許諾・2次利用

地図APIサービスの印刷許諾・2次利用

地図APIサービスを利用する場合、著作権や二次利用には注意が必要です。地図は著作権法で保護されていますので、利用規約に沿った使用が求められます。また、プリントアウトが必要な時は印刷許諾をチェックしておきましょう。

地図APIサービスの選び方

地図APIサービスの選び方

地図APIサービスを選ぶ時は、まず料金をしっかり確認しておきましょう。ニーズに沿ったサービスを選ぶためには、機能をチェックすることも大切です。また、商用利用の可否やアフターサポートの内容も確認しましょう。

地図APIサービスの導入方法

地図APIサービスの導入方法

地図APIサービスを導入する際は、最初にシステムやアプリの要件を定義しましょう。次にいくつかサービスを選び、要件に沿っているか機能の比較検討が必要です。利用サービスを決めたらAPIキーを取得し、開発とテストを行いましょう。

そもそもAPIとは?API連携とは?

そもそもAPIとは?API連携とは?

APIとはアプリケーション・プログラミング・インターフェースの略称で、APIを活用すれば異なるソフトウェアやプログラムを連携することが可能です。APIの基本的なプロセスは、リクエストとレスポンスで構成されます。

APIの制限

APIの制限

APIの制限は、サーバーダウンの回避やサービスの品質の維持、リソースの公平な配分などに有効です。また、特定のユーザーからの大量アクセスによる内部データの漏えいを防ぐのにも役立ちます。制限の項目も豊富なので確認しておくと良いでしょう。

APIを使った開発時の注意点

 APIを使った開発時の注意点

APIを使った開発を行う際には、さまざまなポイントに注意しましょう。たとえば、従量課金制のサービスを利用する場合は、課金額が膨らみがち。また、リクエスト回数の上限によっては、上限超過のため一時的にAPIを使えなくなることもあります。

環境データを活用するEnvironment APIとは

環境データを活用するEnvironmentAPI

ストリートビューなどで知られるGoogle社が提供している「Environment API」。太陽光や大気質、花粉の飛散情報などの環境データを反映する新しいAPI群です。Environment APIの種類やできること、具体的な活用シーンを紹介します。

商圏分析に役立つ地図API

商圏分析に役立つ地図API

地図APIから得られるデータは、消費者行動の予測にも活用可能です。人口動態や交通流量データを基に、ピークタイムに合わせたプロモーション活動や効果的な広告配置を行うことで、集客効果を高めることができます。

郵便番号検索APIとは

郵便番号検索APIとは

郵便番号検索APIとは、郵便番号から詳細な住所データを取得するためのWebサービスです。実装すると、郵便番号を入力するだけで自動的に住所が補完されるようになり、ECサイトや会員登録フォームなどでの住所入力をサポートします。

地図APIの費用の仕組み

地図APIの費用の仕組み

地図APIの料金体系は、無料枠、従量課金制、定額制が一般的。APIコール数や地図表示回数で課金されることが多く、サーバーへのリクエストが増えるほど費用も増加します。ルート検索などは追加料金がかかることも。コストを抑えるには、キャッシュ利用やAPIコールの最適化が重要。大規模運用ならエンタープライズ契約も視野に入れ、費用対効果の高いサービスを選びましょう。

地図APIの
基本機能

「そもそも地図APIはどんな機能があるの?」と疑問を抱えている方向けに、地図APIサービスの基本的な機能についてご紹介します。
なお、提供されている機能はサービスによりますので、導入時はしっかり確認しましょう。

地図表示

地図表示

地図表示は、デバイスの画面に地図を表示する地図APIの基本機能です。グラフィカルなUIを実装できるため、ユーザーの利便性向上に寄与します。利用に適したシーンは幅広く、地図表示から乗換案内・ルートマップまで活用できます。

ジオコーディング

ジオコーディング

ジオコーディングは、住所や地域などのデータを地理座標へと変換する機能です。APIを利用すれば、指定場所の高精度な緯度経度を取得できます。ポピュラーな機能の一つで、現在位置の取得やルート検索などに活用可能です。

マップマッチング

マップマッチング

マップマッチングは、現在位置とGPSデータの誤差を補正する機能です。カーナビに搭載されている機能ですが、地図APIでも提供されています。マップマッチングを使うと地図の精度が高まるため、配送ルート表示やリアルタイムなナビゲーションなどに活用できます。

位置情報検索

位置情報検索

位置情報検索は、住所や緯度経度、GPSなどのデータから位置を取得する機能です。現在位置の表示や紐づけられたデータの表示、GPS環境が使えない場所での位置情報の利用など、さまざまなシーンに活用できます。

ルート検索

ルート検索

ルート検索は、特定地点間の移動経路や移動にかかる時間、距離などを検索できる機能です。配送ルートの表示やルートマップの作成などに適しています。また、ナビゲーション機能や交通費の計算機能なども実装可能です。

店舗検索

店舗検索

店舗検索は、指定した住所の店舗や施設情報を検索する機能です。店舗・施設名称や住所はもちろん、サービスによってはレーティングや営業時間などのデータを取得できます。店舗検索を利用すれば、自店舗の表示・検索機能や施設の検索サービスなどを実現可能です。

ポリライン

位置情報検索

ポリラインは、地図APIで複数の地点を緯度経度の座標で指定し、それらを結んだ線を描画する機能です。道路、河川、移動経路など、連続した線を表現できます。線の色や太さ、スタイルをカスタマイズすることも可能で、視覚的に情報を分かりやすく伝えることができます。

地図APIにおけるAI連携

位置情報検索

地図APIとAI連携は、ユーザーの地図利用体験を向上させます。AIは行動履歴から最適なルートを提案したり、自然言語での曖昧な検索に対応したりすることが可能です。また、住所から位置情報を特定するジオコーディングの精度も向上。AI連携により、地図サービスはよりパーソナルで直感的に利用できるようになります。

EV対応を強化する地図API

位置情報検索

地図APIが充電ステーションと連携することで、ステーションの空き情報を基にスムーズな予約が可能になります。直感的な操作性と通知機能により、誰でも簡単に利用できる利便性がユーザー満足度を向上させます。

スマートシティ対応における地図APIの役割

位置情報検索

さまざまな公共データと連携できる地図APIは、スマートシティの多彩な施策にも応用されています。交通情報の統合にとどまらず、防災や医療などへの展開も期待される領域です。

地図APIサービスの
活用事例集

多種多様な機能を提供している地図APIサービスですが、活用方法次第では、業務改善や売上アップに寄与する可能性を秘めています。
以下では、地図APIサービスの活用事例をご紹介します。
【目的別】おすすめの有料地図APIサービス3選